Analyst Insights

テキサス・ロードハウス、Q2業績好調で191ドルの新目標株価

By Harrison Wall

7/11, 13:25 EDT
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主要指標

株式格付け: 買い
新目標株価: 191.00ドル
前目標株価: 183.00ドル
株価 (2024年7月10日): 166.88ドル

要約ポイント

  • テキサス・ロードハウスの2四半期の見通しは強く、堅調な来店客数により増収増益が期待される。
  • シティグループは、TXRH株の新目標株価を191ドルに設定。同社の成長戦略と市場地位に対する期待感を反映。
  • TXRH の顧客・バックオフィス向けテクノロジー投資が、売上成長とコスト削減をもたらすと見込まれる。

テキサス・ロードハウスの2Q見通し好調

シティグループの最新エクイティ・リサーチレポート「Setting the Table for 2Q24」では、テキサス・ロードハウス(TXRH.O)の2四半期決算に焦点を当てている。同レポートは、堅調な来店客数と3四半期の好調な見通しから、増収増益の可能性を指摘している。テキサス・ロードハウスは戦略的な取り組みと好調な市場環境により、短期的に業績を上回ると分析されている。

目標株価引き上げは楽観的な見方を反映

シティグループは、今後12カ月のEBITDA予想に16倍を乗じた191ドルを新たな目標株価に設定した。この株価水準は10年平均を若干上回るものの、同社の来店客数成長と市場シェア拡大を反映したものだ。同社はTXRH株を「買い」と格付けし、「TXRH は顧客/バックオフィスのテクノロジー投資を活用し、席回転率/SSS向上とコスト削減を実現できそうだ」と指摘している。この楽観的な見方は、同社の牛肉コスト管理力と価格設定力の活用に支えられている。

戦略的取り組みが成長を牽引

テキサス・ロードハウスの成長戦略には、顧客体験と業務効率の向上を目的とした大規模なテクノロジー投資が含まれる。これらの取り組みにより、席回転率と既存店売上(SSS)の向上、およびコスト削減が期待されている。同社は historically 牛肉市況の変動に効果的に対応してきており、現在の戦略ではさらにこれらのリスクを軽減する狙いがある。アナリストは「過去、牛肉市況/COGSのピークの前に株価が底打ちしてきた」と指摘し、同社の強靭な事業モデルを示唆している。

また、堅調な来店客数の維持と潜在的な価格設定力の活用が、同社の好調な見通しの背景にある。競争の激しいカジュアルダイニング業界においても、顧客の引き付けと維持に成功している点が同社の強みとなっている。レポートではさらに、同社株が historically 牛肉市況のピーク前に良好なパフォーマンスを示してきたことが指摘されている。

株価評価と市場動向

シティグループは、テキサス・ロードハウスの株価を1株191ドルと評価している。これは今後12カ月のEBITDA予想に16倍を乗じた水準で、S&P 500に対して約1.1倍のプレミアムとなる。この高い株価水準は、同社の来店客数成長と市場シェア拡大を反映したものの、牛肉コストリスクによって一部相殺されている。同社の基礎的な成長モデルから、継続的な業績・株価の上昇が期待できるとしている。

ただし、この株価評価にはリスクも存在する。国内出店計画の達成が供給網の制約により困難になれば、株価に圧力がかかる可能性がある。また、消費者の高価格タンパク質離れにより、食材インフレ特に牛肉価格の高騰が売上に影響を及ぼす可能性がある。さらに、同社が価格転嫁せずに追加コストを吸収した場合、店舗収益性とマージンが圧迫される。最後に、新テクノロジー施策の成功は不確実であり、期待通りの効果や消費者反応が得られない場合、財務パフォーマンスに悪影響が出る可能性がある。

アナリストの最終見解

シティグループは、テキサス・ロードハウスの長期的な成長ポテンシャルに対して楽観的な見方を示している。テクノロジー投資と顧客エンゲージメントの強化が同社の成長を牽引すると分析している。同社の食材価格リスク管理力と価格設定力を背景に、今後の成長が期待できるとしている。アナリストは「TXRHは基礎的な成長アルゴリズムと売上への波及効果により、継続的に業績と株価の上昇が期待できる」と述べている。