Real Estate

チャールズ国王、ニューヨークの高級コンドミニアムを66億円で購入

By Doug Elli

7/10, 13:38 EDT

王室の新たな不動産取得
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主なポイント

  • チャールズ3世陛下の関連法人が、当初の1080万ドルの売却価格から大幅に値引きされた660万ドルで、111 West 57th Streetのコンドミニアムを購入した。
  • この購入は、国連近くや上西部地区にある複数の不動産を含む、王室のニューヨーク不動産ポートフォリオに追加されることになる。
  • 値引きがあったものの、111 West 57th Streetでは、10月に5300万ドルのペントハウスが売却されるなど、高額取引が成立している。

富裕層の街「ビリオネアズ・ロー」での王室の不動産取得

マンハッタンの高級不動産市場の魅力を示す注目の取引として、チャールズ3世陛下の関連法人が、いわゆる「ビリオネアズ・ロー」の111 West 57th Streetのコンドミニアムを取得した。JDS Development and Property Markets Groupが開発したこの歴史的なSteinway Hallプロパティは、2018年の販売開始以来、著名な買い手を引き付けてきた。「カナダ国王陛下の権利」名義で行われた今回の購入は、3ベッドルーム、3,600平方フィートの11Aユニットで、660万ドルだった。この取得は、コモンウェルス関連法人がニューヨークの一流不動産に投資する傾向の一環である。

王室の不動産取得の詳細

111 West 57th Streetの11Aユニットの取引は、2022年2月の1080万ドルの当初売却価格から大幅に値引きされた660万ドルで成立した。deed(所有権移転証書)には、ニューヨークのカナダ総領事館の貿易投資担当上級代表、ロバート・マッカビングの署名が記されている。このユニットは、建物の歴史的なSteinway Hallエリアにある14の住居の1つで、価格調整や高額取引が相次いでいる。10月には5300万ドルのペントハウスが売却されるなど、プールやフィットネスセンター、プライベートダイニングルーム、ゴルフシミュレーターなど、エリート顧客を引き付ける高級アメニティを備えている。

マンハッタンの高級不動産市場の強靭さ

経済的な課題や金利上昇にもかかわらず、マンハッタンの高級不動産市場は強靭さを示している。Olshan Realtyによると、7月4日前後の1週間で、コンドミニアムやタウンハウスを含む22件の物件が契約を締結し、過去10年平均の19件を上回った。最も高額だったのは、サットン・タワーの2100万ドルのペントハウスの契約だった。これは、高額物件に対する堅調な需要を示している。市場は現在の状況に合わせて価格調整を行いつつも、依然として活況を呈している。

高級不動産市場への影響

チャールズ3世陛下の関連法人による取得は、特にコモンウェルス諸国からの、マンハッタンの高級不動産に対する国際的な関心の持続を象徴するものである。王室がニューヨーク市内の国連近くや上西部地区にも複数の物件を所有しているのは、新たな傾向ではない。これらの投資は、世界でも最も名声の高い不動産市場における主要資産の確保という戦略的アプローチを反映している。この分野での活発な取引は、マンハッタンの高級不動産の長期的な価値と安定性への信頼を示唆している。